「水を飲むようにしたら痩せた」は本当?効果が期待できる方法や水の種類を解説!

食事制限やツライ運動など、ダイエットを成功させるために、さまざまな方法にチャレンジしてきた人は多いでしょう。
今、期待できるダイエット方法として注目を集めているのが「水ダイエット」です。
水をしっかり飲んで痩せるというシンプルな方法ですが、その効果を実感するためには、法則やルールを理解して取り組まなくてはいけません。
今回は、水を飲んだら痩せる原理や効果的な法則、気を付けたいポイントについて分かりやすくご紹介します。
良質な水をしっかり飲む習慣を付けて、念願のダイエットを成功させましょう。
水を飲んで痩せる4つの原理
「水を飲んで痩せる」といわれるのにはいくつかの理由があります。
人間の体内は、約60%も水が占めているとされており、水によって体の変化が起こるのも不自然ではありません。
ただし、単純に水を飲めば痩せるということではなく、水の役割や原理に基づいて期待されているということです。
水を飲むことでダイエットにつながる4つの原理について解説します。
代謝アップ
代謝を上げると、脂肪燃焼やエネルギー消費がしやすい体になるため、ダイエットには欠かせないポイントです。
代謝アップには、体内の血流が大きく関係しています。
水分をしっかりとると、体内の血流がよくなり、基礎代謝がアップして脂肪燃焼やエネルギー消費量が高まります。
一方で、水分不足になると血流がドロドロになってしまうため、基礎代謝がダウンしてしまいます。
代謝が落ちると痩せにくいだけでなく、体のむくみや肌荒れなど、さまざまな面で体に悪影響を及ぼすことがあります。
満腹感
水分をしっかりとれば、胃が膨れてくるため物理的に満腹感を得ることが可能です。
食前に水を多く飲むことで、食べすぎを抑えてダイエットにも期待できます。
より満腹感を得やすい飲み方は、水をゆっくりと小まめに飲むことです。
便通の解消
水分不足になると便が硬くなり、便秘の症状につながりやすくなります。
便秘になると、便やガスが腸に滞留しやすくなるため、「ダイエットしていたらおなかが張ってつらい」という経験をした方も少なくないでしょう。
水分をたっぷりとることで、便が正常に柔らかくなり、無理のない便通の解消にもつながります。
便通の改善によって腸内環境がよくなると、便が腸内に滞留しにくくなるため、おなかの張りも感じにくくなるはずです。
ただし、飲みすぎや水の種類によってはおなかを緩くしてしまうケースがあるので、無理のない量かつ体質に合う水の種類を選びましょう。
老廃物の排出
水をたくさん飲むことで、血流の流れがよくなります。
血流が悪いと老廃物が排出されにくく、体内に不要なものがたまる一方です。
水を多く飲むことで代謝アップはもちろんのこと、血流によって栄養素や酸素を全身スムーズに運ぶことが可能になります。
血流は、栄養素や酸素を行き渡らせる代わりに老廃物や二酸化炭素を回収していってくれるので、体内の老廃物が排出されやすくなります。
水を飲んで痩せる効果的な法則
水を飲んで痩せるには、正しい飲み方の”法則”があります。
むやみに水をたくさん飲めばよいというわけではありません。
正しい法則に従って水を飲むことで、より「水ダイエット」を実感しやすくなるでしょう。
水を飲んで痩せるために、3つの正しい飲み方の法則を解説します。
一日に必要な水分量
成人が一日に必要とする水分量は2.5リットルです。
これは厚生労働省も示している数字で、2.5リットルのうち1リットルは食事からとることができ、0.3リットルは体内で作られています。
よって、1.2リットルは水を飲んで補給する必要がありますが、夏場は皮膚から水分が出てしまうので、もう少し多く飲むように心がけなくてはいけません。
また、一度にたくさんの水を勢いよく飲むのではなく、小まめにゆっくりと水を飲みましょう。
一度に大量の水を飲むと体の負担になるので、正しい飲み方で多くの水分を吸収できるようにしてください。
水を飲むタイミング
仕事や家事に追われていると、日常生活で水を飲むタイミングを意外と忘れてしまいがちです。
そのため、小まめに水を飲むことを習慣化することで、飲み忘れを防ぎやすくなります。
水を飲む習慣の参考例は以下のとおりです。
・毎食30分前に200mlを必ず飲む
・朝起きて200ml、12時に200ml、15時に200ml、18時に200ml、寝る前に200ml
このようにライフスタイルに合わせて習慣化させることが有効で、決めたタイミング以外にも水を飲むことで、一日に必要な水分量が確保できます。
水の温度
水の温度もダイエットに大切なポイントです。
「白湯が体によい」と聞いたことがあるかもしれませんが、ダイエットにも同じように白湯がおすすめで、冷たい水はなるべく避けましょう。
冷たい水で体が冷えると、内蔵機能を低下させ、血流を悪くしてしまいます。
白湯や常温の水であれば、体や内蔵を冷やすことなく代謝アップにもつながるため、「水ダイエット」に有効な法則といえるでしょう。
水ダイエットに効果的な実践方法
水ダイエットを効果的に実践するために、3つの気を付けたいポイントがあります。
水をしっかり飲むことを基本として、よりダイエットを実感するために取り入れていきましょう。
水の種類
水にも種類があり、基本的には体質に合った飲みやすい水を選びます。
日本の水は主に「軟水」です。
マグネシウムやカルシウムが豊富な「硬水」も売られていますが、体質によって合わない場合があります。
また、ダイエットにはエネルギー代謝がアップしやすいとされる「水素水」がおすすめです。
エネルギー代謝がアップすることで、脂肪燃焼につながります。
水ダイエットを成功させるには、水の種類にもこだわってみるとよいでしょう。
適切な運動
水をしっかり飲むことを基本として、適切な運動も忘れてはいけません。
水ダイエットのサポートとして有効な方法が、20分以上の有酸素運動です。
20分以上の有酸素運動を続けることで、体内の脂肪がエネルギー源として消費され始めるとされています。
そして、筋トレも基礎代謝アップに効果的で、筋肉量が増えると日常の生活でも消費カロリーが増えていきます。
バランスのよい食事
水ダイエットだけでは、痩せたとしても栄養不足になってしまいます。
バランスのよい食事が、健康的な体づくりのポイントです。
特に、卵・大豆・魚・鶏肉のような、筋肉量を増やしてくれる高タンパクな食材がおすすめ。
加えて野菜やフルーツを食べると、食物繊維やビタミンがとれます。
水ダイエットを効果的にするためにも、栄養を考えたバランスのよい食事を心がけましょう。
まとめ
「水を飲むようにしたら痩せた!」という、夢のような本当の話があります。
水は人間に欠かせないものであり、ダイエットに限らず一日1.2リットルはしっかりと飲まなくてはいけません。
代謝アップや老廃物の排出にも影響があり、水をしっかり飲むことを習慣化することや、正しい飲み方を意識することが大切。
水ダイエットをより実感するために、水を飲んで痩せる原理や水の種類も気を付けたいポイントです。
特に水の種類選びでは、代謝アップが期待できる水素水を飲んで、効果的な水ダイエットにチャレンジしてみましょう!