ボディケアの順番とやり方|アイテムの選び方からお悩み別ケアまで徹底解説

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お風呂上がり、「とりあえず顔のスキンケアを優先して、ボディケアは後回し…」なんてことになっていませんか?

実は、お風呂上がりの肌は水分が蒸発しやすく、とても無防備な状態です。

顔と同じように素早い保湿が、健やかな肌を保つ鍵となります。

 

この記事では、そんなお風呂上がりの乾燥から肌を守るための「正しいボディケアの順番とやり方」を徹底解説。

アイテムの選び方から、具体的な保湿のタイミング、お悩み別のアプローチまで、今日から実践できる知識を凝縮しました。

毎日のボディケアを見直して、思わず触れたくなるような、しっとりなめらかな肌を目指しましょう。

 

1. なぜボディケアは大切なの?お風呂上がりの肌状態とケアの必要性

顔のスキンケアは毎日欠かさなくても、体の保湿はつい怠りがち、という方も少なくないかもしれません。

しかし、体も顔と同じように皮膚で覆われており、適切なケアが必要です。

なぜボディケアが大切なのか、その理由を肌の状態から見ていきましょう。

 

1-1. お風呂上がりの肌は乾燥しやすい!水分蒸発の仕組み

お風呂上がりやシャワー後の肌は、一時的に水分を含んでしっとりしているように感じられます。

しかし、それは束の間です。

 

肌が湿った状態から水分が蒸発する際、肌表面の温度が下がり、同時に角質層が本来持っているうるおいまで一緒に奪われてしまう「過乾燥」という状態を引き起こしやすいといわれています。

入浴によって皮脂膜が必要以上に洗い流されてしまうことも、乾燥を加速させる一因です。

 

つまり、お風呂上がりの肌はうるおっているどころか、放置すれば入浴前よりも乾燥してしまうリスクを抱えているのです。

 

1-2. 紫外線や摩擦など、体ならではのダメージ要因

体の皮膚は、顔に比べて皮脂腺が少ない傾向があり、もともと乾燥しやすい性質を持っています。

それに加え、ボディ特有のさまざまな外的ダメージに日々さらされています。

 

  • 衣類による摩擦服を着ている限り、肌は常に布地とこすれています。
  • 特に化学繊維やタイトな衣服は、肌にとって大きな刺激となる場合があります。
  • 紫外線顔や腕だけでなく、首元やデコルテ、足の甲なども紫外線の影響を受けやすい部位です。
  • ムダ毛の処理カミソリやシェーバーによる自己処理は、肌表面の角質層も一緒に削り取ってしまい、バリア機能の低下を招くことがあります。

こうした日々のダメージから肌を守り、健やかなコンディションを維持するためにも、毎日のボディケアが非常に重要な役割を果たすのです。

 

2. アイテムの選び方|保湿力と使用感で選ぶ3つの基本タイプ

 

 

ボディケアといっても、店頭にはさまざまなアイテムが並んでいます。

どれを選べばいいか迷ってしまう方のために、まずは基本となる3つのタイプの特徴と、おすすめの肌質やシーンをご紹介します。

 

2-1. 【ボディミルク】伸びがよく、ベタつきが苦手な方へ

ボディミルクは、水分と油分がバランスよく配合された、乳液のようなテクスチャーが特徴です。

 

肌へのなじみがよく、広い範囲にもスッと伸ばしやすいのがメリット。

「保湿はしたいけれど、ベタつく使用感は苦手」という方や、服を着る前に素早くケアを済ませたい朝のボディケアにも適しています。

みずみずしいうるおいを補給し、肌をなめらかに整えます。

 

2-2. 【ボディバター】こっくりとした質感で、特に乾燥が気になる方へ

ボディバターは、シアバターやカカオバターなどの植物性油脂を主成分とし、常温では固形(バター状)であることが多いアイテムです。

体温で溶かしながら肌に塗り込みます。

 

油分が非常に多く、こっくりとした重めのテクスチャーが特徴。

肌の表面にしっかりと膜をつくり、水分の蒸発を防ぐ働きに優れています。

乾燥が深刻な方や、ひじ・ひざ・かかとなど、特にごわつきや粉吹きが気になる部分への集中ケアにも最適です。

 

2-3. 【ボディオイル】高い保湿力で、マッサージにも最適

ボディオイルは、その名のとおりオイル(油分)を主成分としたアイテムです。

肌の水分蒸発を防ぐエモリエント作用が非常に高く、保湿力に優れています。

肌に塗布するとツヤが出るのも特徴です。

 

また、肌表面での滑りがよいため、保湿ケアと同時にボディマッサージを行いたい場合にも活用できます。

入浴後のまだ少し水分が残った肌になじませると、より伸びがよくなります。

 

3.【実践編】乾燥させない!ボディケアの正しい順番とやり方

最適なアイテムを選んだら、次はその効果を最大限に引き出すための「正しいやり方」をマスターしましょう。

ボディケアは「保湿」だけではありません。

「洗い方」からすでに始まっています。

 

3-1. ポイント①【洗い方】うるおいを守るための洗浄テクニック

肌のうるおいを守るためには、洗いすぎないことが鉄則です。

 

まず、ボディソープや石けんは、ナイロンタオルなどで直接肌をこするのではなく、泡立てネットなどを使ってしっかりと泡立てます。

たっぷりの泡をクッションにして、手で優しくなでるように洗いましょう。

ゴシゴシ洗いは摩擦ダメージの原因になるだけでなく、必要な皮脂まで奪ってしまいます。

 

また、お湯の温度も重要です。

熱いお湯(40℃以上)は皮脂を奪いやすいため、38~39℃程度のぬるま湯に設定することをおすすめします。

 

3-2. ポイント②【拭き方】ゴシゴシ摩擦はNG!タオルドライの基本

お風呂から上がった後のタオルドライにも注意が必要です。

ぬれた肌は非常にデリケートで、摩擦に弱い状態です。

 

ゴシゴシと強くこするように拭くのは絶対に避けましょう。

清潔で吸水性の高いタオルを使い、肌に優しく押し当てるようにして水分を吸い取らせます(「押さえ拭き」)。

ひじやひざの裏、指の間なども忘れずに、丁寧に水分を取り除きます。

 

3-3. ポイント③【保湿タイミング】お風呂上がり「10分以内」が勝負!

ボディケアでもっとも重要なのが「タイミング」です。

 

前述のとおり、お風呂上がりの肌は水分が急速に蒸発していきます。

肌の乾燥が進む前の、いわば「ゴールデンタイム」に保湿を完了させることが理想です。

 

可能であれば、浴室から出て「10分以内」に保湿ケアを始めましょう。

すぐに服を着てしまいたいかもしれませんが、まずはボディアイテムを全身に塗ることを優先してください。

脱衣所に保湿アイテムを常備しておくのもよい方法です。

 

3-4. ポイント④【塗り方】全身にムラなく保湿するためのコツ

保湿アイテムは、適量を手に取り、まずは手のひらで少し温めてから塗ると、肌なじみがよくなります。

 

塗る際は、リンパの流れを意識し、足先や指先といった体の末端から、心臓(体の中心)に向かってマッサージするように塗るのがおすすめです。

下から上へ、を意識しましょう。

 

  • 足の甲、足首からひざ裏、太ももの付け根に向かって。
  • 手の甲、手首からひじの内側、脇の下に向かって。
  • 胴体おなかまわりは円を描くように。
  • デコルテや背中も忘れずに。

特に乾燥しやすいすね、ひじ、ひざ、かかと、そして摩擦が起きやすい腰まわりなどは、アイテムを少量足して「重ね付け」をすると、よりしっとりとした仕上がりになります。

 

4. ワンランク上のケアへ。

「内側」と「外側」からのトータルアプローチ

日々の保湿ケアを習慣化できるようになったら、次はもう一歩進んだトータルケアを目指してみませんか。

肌のうるおいには、外側からのケア(スキンケア)だけでなく、内側からのアプローチ(インナーケア)も深く関係しています。

 

4-1. 食事と水分補給。

健やかな肌を育むインナーケアの視点

私たちの肌や体は、日々の食事からつくられています。

どんなに高価なボディクリームを使っても、体の内側が整っていなければ、肌は健やかさを保ちにくいものです。

 

タンパク質、ビタミン、ミネラルなど、バランスの取れた食事を心がけることは、肌づくりの基本です。

また、体の約60%は水分でできています。

体内の水分が不足すれば、当然ながら肌の乾燥にもつながりやすくなります。

一度にがぶ飲みするのではなく、こまめに良質な水分を補給する習慣が大切です。

 

4-2. 毎日のバスタイムを特別な時間に。

お湯の「質」へのこだわり

ボディケアの基本となるバスタイム。

単に体の汚れを落とす時間としてだけでなく、一日の疲れを癒やし、心身をリセットする大切なリラックス空間として見直してみませんか。

 

ゆっくりと湯船につかることは、体を温め、リフレッシュさせてくれます。

毎日使うお湯だからこそ、その「質」にこだわってみるのも、健やかなコンディションを目指すための一つの選択肢です。

 

4-3. 根本から考える。

酸化ストレスと日々のコンディション

私たちの体は、呼吸によって酸素を取り込む際、その一部が「活性酸素」に変化します。

活性酸素は体の活動に必要ですが、増えすぎると体の「サビ」ともいわれる酸化ストレスの原因になることがあります。

 

酸化ストレスは、日々のコンディションに影響を与える可能性があるという考え方もあり、美容や健康の分野で注目されています。

紫外線、ストレス、不規則な生活などは、このバランスを崩す要因になるともいわれています。

根本から健やかな状態を考える上で、こうした内側からのアプローチも視野に入れてみるとよいでしょう。

 

まとめ

 

なめらかで健やかな肌を保つためには、顔と同じようにボディも毎日丁寧にケアすることが大切です。

特に、肌が乾燥しやすいお風呂上がりは時間との勝負。

「優しく洗い、ゴシゴシ拭かず、素早く潤す」という正しい順番とやり方を、ぜひ今日から実践してみてください。

 

そして、外側からの保湿ケアを習慣にすると同時に、体の「内側」からのアプローチも意識することで、より理想のコンディションを目指すことができます。

日々の食事や水分補給、そして一日の疲れを癒すバスタイムは、まさに美しさを育む土台といえるでしょう。

 

もしあなたが、毎日のボディケアの基本となる「お湯」や「飲む水」の質にもこだわりたいとお考えなら、新しい選択肢があります。

リタハートインターナショナル株式会社がご提案する水素風呂「リタライフ」は、いつものバスタイムを上質なリラクゼーション空間へと変えるサポートをします。

また、水素飲水器「リタアクア」は、日々の水分補給の質を高めるという新習慣を提案します。

 

毎日のボディケアをより快適にするために、「お湯」や「飲む水」の環境にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

たとえば、リタハートインターナショナル株式会社が展開する入浴サポート製品「リタライフ」や、毎日の水分補給に役立つ生活アイテム「リタアクア」など、ライフスタイルに取り入れやすい製品を活用することで、ボディケアの時間をより心地よいものにする工夫もできます。

 

外側と内側からのトータルケアで、未来の自分をもっと輝かせませんか。

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